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乃木神社の桜 [寫眞歳時記]

乃木希典将軍と静子夫人を祭神として祀った港区赤坂の神社である。大正期の創建であり、東京大空襲で焼失した社殿は昭和期に復興されている。古刹には無い清涼さを湛えたお社だ。乃木坂の通りに面した一の鳥居の脇には、まさに今が壮年期と言えそうな枝垂れ桜が、溢れんばかりの鋭気を魅せてくれる。(写真は昨春に撮り貯めたものです)
因みに、「幽霊坂」と呼ばれたこの地は、乃木将軍殉死後に「乃木坂」に改名されたと云う。

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日経新聞コラムより
大東亜戦争下、日本国内もまさに非常事態だった。政府は国策周知徹底の為、国民からスローガンを募った。傑作揃いだ。「戦場より危うい酒場」「飲んでて何が非常時だ」 当時は、結核症などの感染症も社会問題だった。「洗い清めよ手と心」また戦争長期化による物資不足が社会不安を煽った「デマに乗りデマを飛ばせば君も敵」「行列は恥、買いだめは敵」

歴史は繰り返す。先例は大きな財産だ。但し今は、国家が主体ではなく、国民の生命が絶対なだけだ。
国に尽くし、明治天皇に殉じた乃木将軍ゆかりの桜を見ながら思う。


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ゆうみ

安泰な日々が再びやってきますように
by ゆうみ (2020-04-09 22:36) 

つむじかぜ

>ゆうみ様
必ず元に戻るはずですが、なるべく失うモノを少なくしなければなりませんね。
by つむじかぜ (2020-04-10 00:40) 

JUNKO

屋外で見る子供たちの姿はいいですね。ご近所では休みなのに子供の姿がありません。
by JUNKO (2020-04-10 12:45) 

つむじかぜ

子供達の笑い声が戸外から聞こえる日を待ち望みますね。
by つむじかぜ (2020-04-12 00:39) 

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