SSブログ

『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』               『夏への扉-キミのいる未来へ-』 [上映中飲食禁止]

実は3週間ほど前に「飛蚊症」を発症した。

右目の端に黒い絡まった糸のようなものが見え始め、余りにも気になるので眼科に行ったが、「老化による飛蚊症に間違いないね」と、いとも簡単に診断された。「網膜剥離のような重篤な病気ではないので心配しないで下さい。但し、どんな目薬でも治らないので慣れるしかないね」老眼は進んではいるが、視力は左右1.5はあり、目には自信があったのだが、ここまで医者に断言されたら仕方が無い。基本的に前向きな小生は「慣れよう[exclamation×2]」と思った。

飛蚊とは上手く言ったものだが、私の場合は床にゴキブリがいる錯覚に襲われ、我に戻って何度も愕然となった。それが2週間もするとほとんど気にならなくなるから、人間の感覚とは不思議なものだ。おかげさまで、当初控えていた映画鑑賞の頻度は、緊急事態宣言下でもうなぎ登りなのだ[パンチ]

今回は、夏に合わせてSFアクションとSFファンタジーの小品を連発で鑑賞である[目]

quiet_place_part_ii.jpg

世界は、音に反応し人間を襲う何かによって荒廃していた。夫のリー(ジョン・クラシンスキー)と家を失ったがかろうじて生き延びた妻のエヴリン(エミリー・ブラント)は、赤ん坊と2人の子供(ミリセント・シモンズ、ノア・ジュープ)と一緒に、新たな避難場所を探しに行く。(シネマトゥデイより)

前日にネットでパート1を視聴し、予習済みで臨んだ。何も考えずに手に汗を握りつつ、「主役は死なないもんね」的なこういうパニック映画も大好きだ。
前作で父親がエイリアンの犠牲になり、取り残された家族〜母親と姉弟そして乳飲み子がいかに生き延びれるかというストーリーだ。『母は強し』の通り、主役のエミリー・ブラントが孤軍奮闘の活躍だが、長女のミリセント・シモンズが後半から一気に頭角を現す。強力な助っ人にキリアン・マーフィー、助けの神にジャイモン・フンスー、忘れてはならない弟のノア・ジュープも一発逆転で主役の座を狙う。果たして、栄冠を掴むのは...真の主役は誰だ[exclamation&question]

Quiet-Place-2-Trailer-Evelyn-With-Shotgun.jpg

c3ae72f9a6dc402cb00396cd287bba7f343376e1.jpg

quiet3-1.jpg

スッキリ爽快のエンディングながら、パート3への期待も十分に残しての終幕だった。二人の子役が実際に成長し過ぎる前に、次作での最終結末の公開をお願いしたいところだ。1席離れた隣の女子高生二人組が、エイリアンが突如現れるごとにポップコーンを飛ばしてビビっているのを微笑ましく感じる爺いなのでした[わーい(嬉しい顔)]

こちらはSFファンタジー邦画
Epb9snOUUAAlLrp.jpg

1995年の東京。科学者の高倉宗一郎(山崎賢人)は、ロボット開発の研究に熱中する。秀でた科学者であった亡き父の親友・松下が夢見たプラズマ蓄電池の完成を間近に控え、彼は愛猫のピートと松下の娘・璃子と平和な日々を送っていた。だが、共同経営者と婚約者に裏切られ、自分の会社も開発中のロボットや蓄電池も失ってしまう。(シネマトゥデイより)

原作はタイムトラベル小説の不朽の名作と言われている。70年近く前のアメリカの小説な為、この実写映画は現代的かつ日本風に大きく脚色されているはずで、どこまで原作のエッセンスを踏襲しているかは、残念ながら原作未読の小生に判別は出来ない。しかしながら本作は純粋に気楽に楽しめるファンタジー邦画として、十分確立されていると感じた。
山崎賢人清原果耶の売り出し中の二人のフレッシュな演技が心地よい。彼らを助けるアンドロイド役の藤木直人に苦笑しながら拍手を送る。個人的な好みでは、これで悪女はハマり役確定の夏菜[黒ハート][黒ハート][黒ハート]だ。

IdI.jpg

Ebw.jpg

Embjjs7VkAIMWR5.jpg

コールドスリープ(冷凍睡眠)タイムマシンを組み合わせたSF王道の設定である。「2001年宇宙の旅(1968年)」から「パッセンジャー(2016年)」まで、コールドスリープが題材の映画は、古今東西推挙にいとまがない。「バニラスカイ(2001年)」は、小生の愛しのベスト映画だ。多くのこの手の作品を見慣れている為か、本作の緊迫した場面でも手に汗握れない。山崎賢人と清原果耶はハッピーエンドで終わりそうな予感が、かえって不思議な安堵感の中で鑑賞を楽しむ展開となった。
やはり注目は清原伽耶だ。2018年放映のNHKドラマ「透明なゆりかご」での透明感溢れる演技と新人離れした存在感に小生は釘受けとなった。将来有望な女優として、当時17歳の女子高生をマークしていたが、当然のごとく今春から朝ドラの主役の座を勝ち取ったのだった。これで彼女は全国区に羽ばたくわけだ。

toumeinayurikago-1024x576.jpg

最近はいつにもまして朝が楽しみなのだが、昭和爺いには最近の彼女に大きな注文が1点だけある。

IMG_9613.jpg

前髪上げろぉ〜おでこ見せろぉ〜
小生は最近流行りのこのアイドル風髪型が大嫌いなのだ[むかっ(怒り)]
美人は眉毛と額を見せるべし[exclamation×2]

nice!(28)  コメント(6) 
共通テーマ:映画

nice! 28

コメント 6

Labyrinth

小声で…! “エミリー・ブラント” ですよ~ “グラント” じゃなくて…( ´艸`) 赤字~
失礼しました ((((((((((^_^;スス~ゥ
by Labyrinth (2021-07-17 01:19) 

hagemaizo

もひとつ、顎を少しひけー。
わたくしも「透明なゆりかご」からの注目です。
by hagemaizo (2021-07-17 04:00) 

ゆうみ

私去年飛蚊症になりました。
焦ってかかりつけの病院に行ってら
年取ったからだと言われました。
これだけは どうにもならないわよね。
by ゆうみ (2021-07-17 18:32) 

つむじかぜ

> Labyrinth 様
失礼しましたぁ(^^;; 即、修正させて頂きます!
最近、仕事でもこういうミスが多いんですよ。
いかん、いかん、老眼よりも老化による集中力の欠如かもしれん。
by つむじかぜ (2021-07-18 01:02) 

つむじかぜ

> hagemaizo 樣
激しく同意!!!
余計にしゃくれた顎に見えてしまうのだ。
by つむじかぜ (2021-07-18 01:05) 

つむじかぜ

> ゆうみ 様
お仲間ですねぇ...
老いる身体に無理せず付き合う心持ちがこれから必要なのですね。
by つむじかぜ (2021-07-18 01:08) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。