谷中②〜昭和散歩道〜 [寫眞歳時記]
お彼岸、お盆と正月の墓参りは欠かさないが、決して信心深い訳ではない。その習慣は最近のことで、幼少の頃は両親に谷中の菩提寺に連れられていただけの記憶で、結婚後は暫く足が遠のいていたのが本当のところだ。父が亡くなった7年前から漸く家長の自覚が出ただけのなのだ。今夏は母の初盆でもあり、熱波と豪雨の間隙を縫って谷中の菩提寺にお参りに行って来た。(東京のお盆だけは7月中旬なのである。)
子供の頃から何度も通った寺までの道のりは、訪れるごとに色褪せる江戸ゆかりの寺町の風情を感じさせ、寂しさを隠せないのだが、親との朧げだった思い出だけは却ってより鮮明になるばかりだ。
以前は枝が道を覆うほどのヒマラヤ杉の大木が、剪定されて痩せ細ってしまっていた。
台湾デザートで有名な老舗「愛玉子」も現役
味のある文章とお写真… 相変わらず素敵です♪
私めは最後の一枚に心惹かれました。塀の向こうは…?(汗)
母上様の初盆でしたか… 時間の経過が助けになりましたでしょうか?
by Labyrinth (2022-07-20 00:43)
> Labyrinth 様
久しぶりに迎え火の儀式もやってみました。
両親が仲良く我が家に遊びに来たようでした。
by つむじかぜ (2022-08-04 02:11)