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かどや【軽食・大師前】 [江戸グルメ応援歌]

絵に描いたような昭和の食堂なのである

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久方ぶりに西新井大師の参道脇にある食堂に伺う。前回の訪問が4年ほど前で、実は存在自体が不安だったが、哀愁漂う勇姿と懐かしの味は以前のままだった。

大正11年創業の食堂である。現在は、食事が麺類のみで甘味が主体のメニューだ。夏場は、このレトロな雰囲気とあいまって今風のかき氷が若者達から評判のようだ。

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小生は、なんと言っても此処は「ラーメン」一択になる。潔過ぎるほどのシンプルさ=これぞ昭和の「中華そば」なのだ。私が幼少の頃は、何処の店でもラーメンといえばこのタイプだった。

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前回訪問は冬場の為に「あんみつ」の注文だったが、本日は10月というのに30℃を越す蒸し暑さだ。思い切って「いちごミルク」を注文する。

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かき氷は、縁日屋台風のザラザラ氷ではなく、平成風の「粉雪」風に進化していた。爺い独りで掻き込む氷もなかなか乙なものだ[あせあせ(飛び散る汗)]

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令和以降、昭和以前に竣工された建築物が次々と取り壊されている気がする。建物と言えど人間と同じく寿命がある。建築物は文化財として保護され定期的に補修工事を施さねば100年住宅など夢物語なのだ。だからこそ、文化財扱いされずとも代々の住民の手によって守られてきた建物には支えてきた人々の想いが詰まっている。それでも必ず来る最期の時に、「ご苦労様」と言ってあげたいな。

鉄人・アントニオ猪木も天に召されてしまった。合掌

本日は食事が目的だったが、薬師様にもしっかりお参りしてきました。

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ゆうみ

この澄んだスープ シンプルな具材
東京の家で良く食べたラーメン
大好きな味です。
by ゆうみ (2022-10-03 09:53) 

JUNKO

こういう素朴なラーメン食べたいです。懐かしい味がすることでしょう。
by JUNKO (2022-10-04 15:20)