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晩秋の会津を歩く② [寫眞歳時記]

だいぶ間が開いてしまい...備忘録です^^;

天鏡閣

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朝から霧雨まじりの曇天だったが、それが却ってミステリアスな雰囲気を醸し出す。有栖川宮の別邸として明治41年に竣工され、現在は福島県の所有となっている。離れには「福島県迎賓館(大正11年竣工)」もあるが、こちらは冬季休館中だった。猪苗代湖を見下ろす白鳥のような洋館で女房と暫く時を過ごす。

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当時の洒落た意匠がそのまま残されており興味深い。見物客がまばらなのを良い事に、我が愚妻が大変身にチャレンジ[exclamation&question]

明治の貴婦人もどきが出来上がり[がく~(落胆した顔)]
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庭に出ると雲の合間に青空が見え始め、洋館の全貌が露わになる。映画のセットとして利用されるのも頷ける白亜の殿堂だ。

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猪苗代湖畔で軽く昼食を摂ってから会津若松市内に向かう。

会津さざえ堂
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正式名称は「円通三匝堂(1796年建立)」という。他に類を見ない二重螺旋構造の不思議な建築物だ。江戸時代にこのようなデザインを考案し、創り上げる宮大工の凄さに感動する。さざえ堂から山道を登れば、戊辰戦争時代の爪痕に遭遇する。

飯盛山・白虎隊自刃の地
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戊辰戦争最大の攻防戦の舞台となった『鶴ヶ城』が赤瓦に葺き替えられ往時の姿を再現していた。大河ドラマ「八重の桜(2013年)」での綾瀬はるかの勇姿が懐かしい。

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夕刻が迫り、市街地に入り会津若松駅前を短時間で散策する。

白木屋漆器店
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300年に亘り漆器業を営む老舗だ。大正3年に竣工した現在の店舗は会津初の洋風建築であり、内外装共にレトロ感に溢れる。奥様は会津塗の小さな棗(なつめ)をご購入だ。日没になり観光タイム終了と思われたが、唯一空いていた「昭和なつかし館」に飛び込んだ。最後は、繁華街の蕎麦屋で腹を満たし、東北道を一気に突っ走る。疲れたけど、充実[わーい(嬉しい顔)]

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会津の江戸時代から明治・大正・昭和の足跡を駆け足で巡って来た。往復の運転は少々シンドイが、やっぱり旅はいいね。母の介護とコロナ禍でこの何年かですっかり忘れていたが、やっぱり「旅は道連れ、世は情け」じゃ[ぴかぴか(新しい)]カミさん大事にせにゃいかん[あせあせ(飛び散る汗)]








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JUNKO

いいもの見せていただきました。
by JUNKO (2022-12-22 20:05) 

つむじかぜ

> JUNKO 様
老夫婦の戯れでございます^^;
by つむじかぜ (2022-12-23 01:27)