コーヒーブレイクIN「清澄白河」② [寫眞歳時記]
長閑なカフェの街として今をときめく清澄白河地区ではあるが、お楽しみは美味い珈琲だけではない。清澄通りに沿って長屋風に軒を連ねる「旧東京市営店舗向住宅」は関東大震災後の復興住宅として建てられたが、部分的な改装を重ねながらも100年以上に亘り今も健在である。
店舗兼住宅としてオーナーも住民も何代も変わりながら生きながらえる逞しき生命力
清澄通りを挟んでこの住宅棟の向かい側に古い商店街の入り口がある。カフェブーム以前は当地区での数少ない観光エリアだ。
![[どんっ(衝撃)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/161.gif)
深川江戸資料館は地元の憩いの場として造られた総合文化施設で、江東区民だった横綱・大鵬の顕彰コーナーを始めとした展示会ルームや劇場が設置されている。ホールでは落語が定期的に催されており、小生は柳家さん喬の独演会にはよく訪れる場所でもある。だがこの施設の目玉は、江戸時代の深川の街並みと町民の生活を再現したエリアである。似たような展示は両国の「江戸東京博物館」(現在休業中)にも存在したが、ここは限られた面積に効率よく配置されている。
深川資料館通りと呼ばれる商店街は、松平定信が眠る霊厳寺とこの資料館をメインスポットに昭和風の店舗が軒を連ねる。そして一本裏通りに入ると、ハッとするような洒落たショップに出会えたりする。まさに昭和と令和が違和感なく溶け合っているのが、この街の魅力だ。
小腹が空いたら当然「深川めし」=「あさり丼」だ
界隈の飲食店ではどこも扱っているが、私のオススメは『福佐家』である。質の良い国産アサリが仕入れできた時のみ開店する為に、此処の丼に巡り会えるかはその日次第だ。運よくありつけた時には、飽食に爛れた胃袋が江戸の質素な風味に雄叫びを上げる
頑固な信条とはかけ離れたような穏やかな物腰のご夫婦の接客も心地良い。
![[パンチ]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/153.gif)
![[exclamation×2]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/160.gif)
遥かなる江戸の味を堪能したら、次はソフトクリームを食おう
「チーズのこえ」は日本初の北海道産ナチュラルチーズ専門店だ。昨夏、女房の好きそうなカモンベールチーズを買ったついでにソフトクリームを立ち食い〜これが絶品で、以降は小生の定番コースとなった。
![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
こんなに素敵な休日を過ごしてみたいものです。^^v
一枚一枚の写真は、平凡が手品のようにアートに変化してしまう、そして明るい、
毎回楽しみにしています。
by よしあき・ギャラリー (2025-01-16 05:36)
美味しいもの沢山ですね。どれも食べて見たいです。
by JUNKO (2025-01-16 12:10)
あつあつの深川丼、美味しそうです
by kenji-s (2025-01-16 18:23)
> よしあき・ギャラリー 様
ありがとうございます^^
何度歩いても新しい発見がある街です!
by つむじかぜ (2025-01-17 05:32)
> kenji-s 様
素朴な味が堪りません!
by つむじかぜ (2025-01-17 05:33)
> JUNKO 様
小生はすぐにカロリーオーバーとなります^^;
by つむじかぜ (2025-01-17 21:36)
センスの良い場所をセンスよく納めてしまう、すごいなぁ。
by hagemaizo (2025-01-17 23:54)
> hagemaizo 様
最近の悩みは構図がワンパターンな事なのですが...^^;
by つむじかぜ (2025-01-21 00:41)