『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』 [上映中飲食禁止]
還暦トム様に最敬礼
イーサン・ハント(トム・クルーズ)率いるIMFチームは、新兵器を探すミッションを下され、悪の手に落ちる前にそれを見つけ出そうとする。そんな中、IMFに所属する前のイーサンの過去を知る男が現れる。仲間たちと世界各地で命懸けの戦いを繰り広げるイーサンにとって、今回のミッションは絶対に成功させなければならないものだった。(シネマトゥデイより)
007のダニエル・クレイグもジェイソン・ボーンのマッド・ディモンもヒットシリーズの主役から退いた現在、孤高の闘いを続けるイーサン・ハントことトム・クルーズ61歳前作である36年ぶりの「トップガン」続編の大成功にも甘えず、自分より一つ年下である彼の更なる限界への挑戦に胸がすく
M:Iシリーズ初の2部作であり、前編のみで作品の完成度を評するべきではないが、怒涛の160分間が後編での感涙のフィナーレを確信させてくれるのだ、無敵のイーサンの姿と共に。そう、恋人や仲間が何人亡くなろうが、彼だけは生き残る哀しき定めなのだから
作品ごとにその時代の国際情勢を折り込んでいるが、本作は今をときめくAIが鍵だ。相手側のネットインフラを瞬く間に殲滅し、操作してしまう自我を持ったAIが出現し、先進各国は覇権を握る為にその新型AIを制御できるまさしく「鍵」の獲得に躍起となるのだった。指令を受けたIMFのイーサン・ハントは久々にチームを召集し、その争奪戦に立ち向かうが、イーサンと深い因縁を持つ男・ガブリエルが出現し事態は混沌として行く...
既視感のあるアクション・シーンの連続なのだが、全てがパワーアップしている。何よりも、今回もほぼスタント無しで挑んだトム・クルーズの闘志漲る肉体から目が離せない。 砂漠での銃撃戦や可愛いフィアット500のカーチェイス、谷へ落下寸前の列車でのバトルも見所だが、山上の崖からバイクで飛び降りて空中でパラグライダーに切り替え、猛スピードの列車に飛び降りる荒唐無稽なシーンは今作中の白眉で驚きを超越して笑うしかない。ガチンコアクションをVFXで合成した映像は見事の一言だが、トムの気狂いじみたリアル演技があってのことなのだ。そしてイーサンの原点である素の肉体を駆使してとにかく「走る、走る、走る」の連続だ。
今作もヒロインが充実しており嬉しい限りだ
まずは初登場のグレースにヘイリー・アトウェル。楽な仕事を請け負ったつもりが、イーサン達に巻き込まれて否応なくIMFの一員になる女すり師をジャジャ馬娘的に好演した。小生のタイプではないが、時折見せる色香は◎
5作目からレギュラー扱いのレベッカ・ファーガソン。元MI6エージェントのイルサ役だ。イーサンと常に立場は違うが強い信頼関係で繋がり、それはいつしか愛情に昇華して行く。私好みの北欧出身のクールビューティーだぁ
突如現れた謎の暗殺者・パリス。ガブリエルの部下として執拗にイーサンの命を狙うのはカナダ生まれのフランス人女優ポム・クレエンティエフだ。一見、東洋人に見えたが、母親が韓国人と知り納得。韓流アイドル風の容姿で享楽的に殺人を重ねる強烈なキャラを見せ付けた。この娘なら小生も嬲られたい
素顔も素敵
しかし小生一番のお気に入りはヴァネッサ・カービー。前作「MI:フォールアウト」で登場した闇の武器商人ホワイト・ウィドウ役だ。冷徹かつ処世術に長けた女狐でイーサンとは騙し騙されの関係だったが、今回も「鍵」を巡っての敵対関係となる。グレースが彼女に変装するシーンがあり、当然ヴァネッサ本人が演じるのだが、普段は高飛車なセレブがおどおどと狼狽える演技の変化が見事かつなんとも愛らしくて、小生は撃沈またブロンド病、再発だ。
観ないと、と思いながら、
つい他の映画を観てしまって、
中々観られません^^;
もう少し、上映していますよね。
なんとか時間を作りたいです^^
私も、トムクルを大好き、というほどでは
ないけれど、
俳優として超一流だと思っています^^
by 青山実花 (2023-08-10 06:51)
はい (^_^)ノ 私も、そろそろ見に行きま~す。
トムさん と金髪美女… 楽しみです♪
by Labyrinth (2023-08-10 11:40)
> 青山実花 様
人気作は空いてから行こうと思っているうちに
終わってたりしますからね!
by つむじかぜ (2023-08-14 04:34)
> Labyrinth 様
Laby様レビュー楽しみです!
バッサリとトム様を、よろしく^^
by つむじかぜ (2023-08-14 04:35)