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亀戸ぎょうざ【餃子・錦糸町】 [江戸グルメ応援歌]

わが下町が誇る餃子チェーン店の老舗である。昭和30年創業で、店名の通り本店を亀戸に置き、錦糸町・両国・大島に支店がある。本支店で若干のメニューの違いがあり、本店は餃子と飲み物のみの拘りの佇まいだ。食いしん坊の小生は、ライス、チャーハン、ラーメンも提供する錦糸町店が常連なのである。腹ペコの時に焼きたての餃子を眼の前にしてライスが無いのは、ちとツラい。また、錦糸町店の狭苦しい細長カウンターの雑多な雰囲気が不思議と気持ちが落ち着くのが良い。


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目の前にWINS(場外馬券場)があり、土日は馬券を握り締めた人々でごった返し、勝負師達の胃袋を満たす憩いの場所にもなる。小ぶりで薄皮の餃子は非常に食べやすく、一人前5個づつ出される皿があっという間に積み上げられていく。注文に合わせて一皿食べ終わる毎に焼きたてを次々と提供してくれるので、所謂「わんこ餃子」状態に陥るのだ。

チャーハン単品も旨いが、餃子にはやはり白飯が合う。小生は「ギョウザライス」に腹具合に応じて一皿づつ追加するのが王道パターンだ。薄皮でもパリッと見事に焼きあがり、野菜たっぷりの餡の旨味が口の中で広がって行く。つけダレは酢醤油に洋がらしを溶くのが当店オススメ。最近置き始めたが、以前はラー油も無かったくらいだ。これが野菜のジューシーさそのままと皮の存在感を味わえる秘訣なのだ。

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これが2皿(10個)と炊きたてライスとワカメスープ、何故か付け合せにモヤシのセットが最強の「ギョウザライス」=740円[exclamation×2] 
プラス2皿食えば至福の時が訪れる[わーい(嬉しい顔)][かわいい][わーい(嬉しい顔)]

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本日は、この味を我が家でも味わおうと生餃子を持ち帰る。あえて女房の手を借りず、自力で爺い独りで焼くことに挑戦だ[どんっ(衝撃)]焦げて失敗しない為に、鉄板では無くテフロン加工のフライパンを使用する。

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少々焦げ目はきついが、店の味をいい感じで再現できた気がする。長男一家を招待し、2歳と4歳の孫にも食べさせてみる。手づかみで餃子を頬張る孫達を眺めながら、我が家系の食への貪欲さはこの様に引き継がれて行くのだ、と爺いはほくそ笑むのだった[ぴかぴか(新しい)]




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