SSブログ

「百段階段」に惑いながら① [寫眞歳時記]

腹ぼての長女が友人の結婚式に行くというので、優しき甘々父ちゃんは女房にもしないアッシー君(死語[あせあせ(飛び散る汗)])をするのであった。ホテル雅叙園東京まで安全運転で送り、お迎えは3時間半後だ。一旦、帰宅しても良かったが、カミさんに弄られるのも癪なので、この辺りで時間を潰すことにした。そう、此処には『百段階段』あるではないか[exclamation&question]5年ぶりに雅叙園の名所を訪ねてみる。

現ホテルの前身である目黒雅叙園は昭和6年に国内初の総合結婚式場として開業した料亭である。豪華絢爛の装飾が話題になり「昭和の竜宮城」と呼ばれた時期もあったが、平成3年には老朽化により大幅なリニューアルが成された。その後、経営母体が幾度も代わる憂き目に遭うも、昭和15年に竣工された目黒雅叙園3号館のみは往時の姿のまま保存された。99段の長い階段廊下の途中に7部屋の宴会場を備えた木造建築は、いつしか『百段階段』と呼ばれるようになった。

当日は企画展「和のあかり×百段階段 ~極彩色の百鬼夜行~」が開催されていた。各部屋ごとに現代アーチストの作品が様々なライティングで彩られ、戦前の意匠と令和の最新芸術が渾然一体となって、まさに異世界ムード満点の展示会に豹変だ。更に、以前の撮影厳禁が可能になっており、カメラ爺いにとって最良に時間を過ごす事になった[わーい(嬉しい顔)]

20230826-DSCF6180-1.jpg

20230826-DSCF6446-1.jpg

20230826-DSCF6357-1.jpg

20230826-DSCF6400-1.jpg

20230826-DSCF6211-1.jpg

20230826-DSCF6220-1.jpg

20230826-DSCF6337-1.jpg

20230826-DSCF6163-1.jpg

20230826-DSCF6199-1.jpg

20230826-DSCF6243-1.jpg

20230826-DSCF6223-1.jpg

20230826-DSCF6229-1.jpg

天井や欄間に見られる昭和の匠の技だけを堪能するには照明のインパクトが激し過ぎる嫌いはあったが、令和の芸術家とのコラボと捉えれば圧巻の展示だ。浴衣を着飾った若い女性達や海外からの観光客からは感嘆の声が漏れていた。まさに「新しい魅せ方」に昭和爺いも納得だ[ぴかぴか(新しい)]

さて、お迎えの時刻まで多少間があるので、好奇心旺盛な親父はホテルの外に飛び出すのであった[exclamation&question]次回に続きます...[ダッシュ(走り出すさま)]


 

nice!(36)  コメント(14) 
共通テーマ:地域