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飛鳥山公園の紫陽花 [寫眞歳時記]

叔父の焼香に漸く行ってきた。

緊急事態宣言下で、闘病中の見舞いに行けず、葬儀は参列者まで限定されていた為、お別れが出来ていなかったからだ。救急搬送された時は、5件も病院の受入拒否に会い、結局入院した病院の殺伐とした対応に最後まで悔しい思いをしたと、叔母が嘆いていた。コロナの影は数字にならない悲劇まで引き起こす。

「医療崩壊」を免れて、小康状態に持ち込んだ...などと、国の成果を誰も評価していない。PCR検査体制も医療機関の拡充も、他国と比較して、その稚拙さとスピード感の無さが際立つ。日本国民の自制心と先人が築いた国民皆保険制度のみで感染爆発を阻止した事が、世界に誇れる奇跡なのだ。

叔父の家の帰り、久しぶりに王子駅の飛鳥山公園に寄ってきた。都内では隠れた紫陽花の名所だからだ。そう言えば、前回は親父の一周忌の直後だったと思い出す。

道路は渋滞、公園内は家族連れと若者の酒盛り客で溢れていた。

そんな喧騒から少し離れて、JRの線路脇の「飛鳥の小径」をそぞろ歩く。

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此処は、江戸時代に徳川吉宗が享保の改革の一環として造成した公園と言われる。
いい加減、『令和の改革』で、日本の既存の政官の仕組みを変える時代なのだろう。しかも国民の力で。その契機をコロナ襲来が与えてくれたような気がしてならないのだが...
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO59260130Y0A510C2EN2000/
ちょっと前だが、この新聞コラムに納得した。(可能な方は読んで頂きたい)

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