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厄払い [寫眞歳時記]

神頼みはしないが、縁起は担ぐ。

念仏は唱えないが、亡き人やご先祖様への供養は忘れない。

今年、還暦を迎える。十干十二支をひと回りする事から、長寿のお祝いをするのが慣例だが、男の60歳は厄年でもあるのだ。辛丑(かのとうし)生まれの小生は、我が町の鎮守が「牛島神社」なのをかこつけて、『ウシ重ねとは何たるご縁。これは牛島様にお祓いに行くべし』と、女房を引き連れて、日曜の大雨の中、出掛けるのであった。


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実は、男の大厄と云われる42歳時に、突然に顔面麻痺を患い、そのあと鬱病を発症してしまったのだ。「献身的な妻の看護」(女房談[たらーっ(汗)])により、どちらも完治したが、古代からの言い伝えは馬鹿にしてはいけない。小生の独りよがりの分析によれば、42歳前後は加齢と共に体質が変わる頃あいなのである。昔の人が「男の更年期だから、健康に注意しなさい」と言ってくれていたのだ。確かに当時は、仕事も遊びも破茶滅茶だった。今回は60歳、昔ならとっくに老人だ。残りの人生を豊かにする為にも、もう少し自分の心身を気遣わねばと思う。

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『ところで、女の厄年はどうなってるの。一度もお祓いしてもらって無いけど』

「19、33、37歳で、とっくに終了済だ。
お前には、厄など絶対付かないから大丈夫だったろ[あせあせ(飛び散る汗)]

お互いにいつまでも若く無い。これからは女房の健康も気遣わねばならないな。




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