豊島区雑司ヶ谷の鬼子母神に夫婦でお参り。
此処に在る公孫樹(イチョウ)の巨木は樹齢700年と云われる。
紅葉の方は、盛りを過ぎて少々残念だったが
室町時代から、此処で時の流れを見つめていたと思うと
何だか感慨深い。
境内の「おせんだんご」を買って帰るつもりが
妻が近くの「雑司ヶ谷霊園」にも行きたいと言う
「尊敬する人」のお墓参りをしたいとの事
ジョン万次郎の墓石
幕末の志士は数多けれど、女房のイチオシは、漂流してアメリカに渡った土佐の漁師・中浜万次郎なのだ。帰国後、直参旗本に取り立てられ、咸臨丸で勝海舟と共に再度のアメリカ渡航を成したのは有名な話しだ。当時の西洋文化や世界観を日本に広める契機となった初の国際派日本人と言っても過言では無い。そんな人物に憧れる我が女房も、変わり者と言って間違いないのだが...この時代なら普通は、坂本龍馬や新選組でしょうが...女房は「いつかNHK大河ドラマの主役に!」が口癖だが、まぁ難しいだろうな
帰り際に見つけた文化人の墓石
夏目漱石
竹久夢二
まだまだ東京も知らない処が多い
鬼子母神
雑司ヶ谷霊園